• Advanced Sail Analyzer

    セールのフライングシェイプの相談にのってもらうにはセールの写真があるといろいろなことを教えてくれます。セールの写真はノースセール・ジャパンのAdvanced Sail Analyzerにより、セールシェープを数値的に解析します。

    © North Sails Japan
    Advanced Sail Analyzerはスキャンした写真やデジタルカメラで撮った写真から、スピードストライプ(ドラフトストライプ)をデジタイジングして、深さ、最大深さの位置、エントリーやエクジットアングル、ツイストといったセールシェープの形状を表現する数値で表します。
    ノースセールで作られたセールであれば、デザインで初期設定されたセールシェープとの比較も可能です。
    この解析システムは、ディンギーからクルージングボート、あらゆるセールのデベロップメントにも応用され、効率の良い開発が可能になっています。 

    © North Sails Japan  © North Sails Japan 
    もともとのデザインデータと比べることで、どれだけの違いが生じているか確認できます。
    ノースセールではこれらのデータより、セールのパフォーマンスをピークで発揮できるように、トリムのアドバイスや、リグのセッティング、もしくはセールのリカットなどのアドバイスをします。 

    ノースセールではセールシェープのコンサルタントをしています。 セールチェックしていただきたい方や、セールトリムで不明な点がある方は、上記の写真のようにセールを下から見上げた写真を撮影し、info@jp.northsails.comにメールで、あるいはCD郵送で横浜ロフトまでお送りください。解析後、形状のデータとコメントを付けてPDFファイルにまとめてお送りします。

    セールの写真をとる上での注意点

    メインセール、ジェノアセールとも2枚張っていて、それぞれが影響を与えていますので、アップウィンドセールを撮るときは、メイン、ジェノアともに張りましょう。 

    • 適合風域内でセールをあげて撮影しましょう。無理に適合風域を越えてセールをあげるとセールのシェープが崩れたりする恐れがあります。
    • アップウィンドセーリングを始めたら、最大限のパフォーマンスで走れるようにセッティングとトリムをしてください。タックの前後などは避け、安定した風の中で走っている時のセールを記録してください。その時の、風速、トリムのセッティングなどを記録しておくと解析時に役に立ちます。(風速や風向を表示できる計器が装備されている場合は、セールの撮影後ごとに、計器のディスプレーを撮っておくとよいでしょう)特に、ハリヤードやバックステー、フォアステーや主要なコントロールの記録をとっておき、セールのタイプを明記の上、セールの写真とともにお知らせください。
    • ノースのレーシングセールは全て、クルージングセールもほとんどのセールにドラフトストライプが75%トップ、50%ミドル、25%ボトムの間隔でセール表面に貼ってあります。これら3本全てのドラフトストライプを写真に収めるには、カメラを傾けてフレームの対角にスピードストライプが入るようにしてください。
    • 上記の写真のように画面の対角を有効に使い、ラフからリーチまでセール形状(特にトレーリングエッジ(前端ラフ部))がいっぱいに入るように撮ってください。カメラはできるだけ広角で、望遠は使わないようにしてください。)
    • もし、すべてのストライプが収まりきれないようでしたら、なるべくラフ側が写真に納まるようにセールの写真を撮ってください。(リーチ側が切れていても構いません)
    • セールのフットの半分のところにカメラを構えます。ほとんどのノースセールのセールのフットの真ん中にはカメラマークのステッカーが貼ってあります。メインセールの場合はフットの真ん中の下、ブームが写り込む位置に寝そべって、ヘッドセールの場合も、フットの真ん中に頭がくるようにデッキに寝そべって撮影してください。
    • メインセールの撮影時には画面の隅にブームの上端がうつりこむようにしてください。(メインリーチのツイストの基準になります。)
    • 太陽の位置によっては、セールの表面が反射してドラフトストライプ見えにくくなりますのでできるだけ反射を避けるように工夫してください。(反対タックで撮影するなど)
    • セールが波に叩かれてプレッシャーが抜けると正しいセールシェイプを記録することが難しいので、安定して走っている状態で何枚か写真を撮ってください。もしくはヘルムスマンに声をかけ、最適なセーリングアングルから2-3度ベアオフしてもらい、セールがプレッシャーを受けた状態で写真を撮ってください。
    • ジェノアセールのリーチのプロファイルを記録するには、風下のトランサム後方から、セールシェープを下から見上げて記録した際と同じトリム、セーリング条件で、できるだけ画角にリーチの真ん中部分がうつりこむようにカメラアングルを工夫してください。スプレッダーとセールの位置関係を記録することでセールがどこまで引き込めているか記録になります。  

      ボート、セールのセットアップがしっかりできていて、セールシェイプを安定したセーリング状態で、きれいに撮っておけば、セールトリムに役立つデータベースとなります。